The DA-BUN a.k.a 思考の滓

伊藤ユウキ 宮城在住、ミュージシャン。身体と心が丈夫でない。  https://www.youtube.com/user/teru4st1 

ぼやっと振り返る二○一九

2019年が終わりかけてる。

例年以上にバタバタと日々を過ごし、いつも何かしらに奔走していたような気がする。

 

年明け早々インフルエンザを患って以来(主に内面を)病んで過ごすことが多かった。今年前半は常に煮え切らない気持ちで過ごしたように思う。

ある事柄について、他人に対しての醜くて不毛な嫉妬心で気が狂いそうな夜があったし、自分で選んだ活動なのにライブをやりたくなかった時期もあった。楽しくやってた、が、人前に立つのは常に怖かった。

6月くらいまではそんな感じだった。

 

全ては自分の力不足が原因だった。力不足だから自信も無かった。だからライブを増やしたり曲を作り続けることで強引に奮い立たせて、そしたら少しずつ怖さは消えていった。相変わらず自信は無いけど、気持ちより先に行動を起こすことは大事だと思った。

 

そして、何でもかんでも追いかけようとすると結局何も手に入らない、納得した形にならないなと感じる場面が多かった。キャパの広い人なら、色々手を出しても上手くこなせるのかもしれないが、俺は手を広げすぎると大抵上手くいかず結果全部が疎かになる。自分の中の重要なものにフォーカスして、そこを目掛けて他のことはいいや、ぐらいにドライで居たい。そしたら上手くいかないことに因るつまらない嫉妬もせずに済むだろう。興味をもっても力と時間の掛け方を間違えないように。じゃないととっ散らかるから、この文字たちみたいに。

 

2019後半は少しやることを絞って、考えても仕方ないことをなるべく排して動いた。

目の前で起こることだけを信じて雑音は遮断するよう意識した。そしたら身に余る幸福や味わったことのない感覚を手にすることが出来た。あれこれやっても得られなかったものを、それらを遠ざけることで引き寄せられた。不思議なもんだ。

 

グダグダ書いたけど2019年は最高に良い年だった。新元号とか何とか関係なく、自分の人生の節目になったんじゃないかな。来年も必死に生きるわ。必死に生きようと思えてるのが何より幸せだ。

 

よいお年を。