子供の頃、大人になったら勝手に立派な人になれるもんだと思っていた。
善良で温厚な心を持ち、家を建て愛する家族と暮らし、仕事をバリバリこなして経済的に問題なく、年長者には目を掛けられ年下には慕われ、友人たちとも楽しく余暇を過ごし、、そんな所謂まともな生活を送れる。
「立派」や「まとも」の定義は置いといて、まぁ概ね皆そういう人になるものだと思っていた。
大きな間違いだった。
実際には、いくつになっても暴力的で、嫁子供がいるのに不倫をし、ロクに働かずロクに稼げず、貯金どころか負債ばかり増え、年長者に見下され年下からは老害呼ばわり、または年長者を蔑み年下にはマウンティング、陰で知人の妬み嫉みの悪口三昧、他者を信頼せずまた信頼もされず、、そんな「いい大人」がゴロゴロいると知った。まぁ自分にも当てはまることがあるから、書いてて頭痛いのだけど。
世の中、というか目の届く範囲でもそんなんばっかで嫌になってしまう。
「立派」や「まとも」には多分なれない、もう諦めた。でも、人として最低限ここは越えちゃいけないだろうって線があって、その線は各々が決めるんだけど、とにかくそこは守らなきゃいけないと思って生きてる。
だけど、その線を越えることに躊躇しない、またはそんな線引きなんかしない、欲のためなら他人を道具や部品のように扱うような連中がいて、結局得をするのはそんな奴らで。
何だかやってられないけどね。
まぁ、いまのうち得してればいいだろって。
何だか荒れてしまったのでローカル駅に貼ってあった多賀城のゆるキャラ。
かわいすぎる。