輝かしい過去なんか無くて良かった。
ここまでの人生に於て他人にどや顔で吹聴するようなことは何ひとつ無い。自慢できる学歴や持て余すような収入、権力、高い車、推しメンからの認知、●●の箱をSOLDさせた的な実績、、、全部無い。むしろそんなのとは対極なところで生きている。もちろん良い人たちに出会ってきたことは誇りだが、それは自分がわかってればいい話。
「こんな俺惨めだよね、、」なんて言いたいわけじゃない。むしろ過去の栄光に縋るような生き方しなくて済んでるのは幸いだ。
楽しいことだってそりゃー山ほどあった。キツいことも死ぬほどあった。その上で、いまが一番楽しいわ。
いつまでも学生時代の話しかしない奴とか俺はキツい。自然と疎遠になってしまう。話してて頭痛くなるから。
あと音楽やってるとたまに出くわす、「●●からデビューの話もらって○○でライブやって何人動員して、誰々と友達で、、、」みたいな奴。だから何なんだよくだらねぇ。何も凄くねーよ。ブームに乗っかってバンドやって流行り出したジャンルつまみ食いして、チヤホヤされなくなったらしれっと止めて、「あの頃よかったな」とか言う奴なんか吐き気がするよ。挙げ句現役にイチャモン付けてよ。
続ける奴が偉いわけでもないけど、運良く波に乗っただけの昔を引き摺ってる奴なんか何も凄くねーよ。ただ、やってる奴とやれるのにやらない奴がいる事実だけだよ。
いつまでも止まってりゃいいじゃん。心地好く酔っぱらってろ。